23.棚卸資産と売上原価

23.棚卸資産と売上原価

仕入れた商品は、決算日までに顧客に販売されるか、あるいは、売れ残るかのいずれかです。

販売された商品の原価は費用勘定である売上原価Cost of goods soldに計上し、売れ残った商品は資産勘定である棚卸資産Inventoryに計上します。

仕入取引の会計処理として、仕入Purchase勘定を使う方法と、棚卸資産Inventory勘定を使う方法を説明しました。

仕入Purchase勘定を使う方法を棚卸計算法Periodic Inventory Systemといいます。

この方法では、売上原価を以下のように計算します。

売上原価Cost of Goods sold
=期首商品棚卸高Biginning Inventory
 +仕入Purchases
 -期末商品棚卸高Ending Inventory

仕訳にすると以下のようになります。(期首商品棚卸高200、仕入300、期末商品棚卸高100)

Dr.Cost of Goods sold   400
  Inventory         100
  Cr.Purchases          300
    Inventory           200

仕入Purchase勘定を使わず、棚卸資産Inventory勘定だけを使う方法を、継続記録法Perpetual Inventory Systemといいます。

上記の例では販売時に以下の仕訳となります。(本来は販売の都度仕訳を行いますので、以下の仕訳は、販売の都度行われた仕訳を合計したものということになります。)

Dr.Cost of Goods sold  400
  Cr.Inventory         400